ガッキーを再現するために空中ディスプレイを見てきた

 

僕のガッキー愛について

普段から僕はTwitterで「ガッキーは美しい!」「ガッキーは世界一ぃぃぃ!」などと叫ぶ活動をしていました。AzureのFACE APIでガッキー似度数をスコア化できると聞けば、ガッキーを探すためにFACE APIにガッキー画像を学習させるという活動もしました。

やはり、大人気女優のガッキーはみんな大好きなんです。日本中が熱狂してるんです。このガッキーの顔認証はそこそこの反響を得ることに成功しました。

たまに「ガッキーって何ですか?」というエンジニアの方がいますけど、あれは高度な冗談です。また、ガッキーファンの方々も稀に他の女優に浮気する素振りも見せてますけどもちろん冗談です。

ちなみに、前置きがくそ長いので、空中ディスプレイだけが気になる人は後半だけ読んでください。

アシストさんから見学に来ませんかと誘われる

面倒なので、詳しくはリンクからやり取りを見てください。

要するには、ガッキーの映像を空中に投影するサービスがあったらいいよねエモいよね楽しいよね幸せだよね、って感じでいつものようにクソツイかましてたわけです。

それを映像技術のスペシャリスト集団のアシスト社アカウントがピックアップしてくれて、「空中ディスプレイを使ってオリジナルの3Dモデルにアニメーションを付け、マニュアル/オート両対応のライブアクションができるコンテンツを作成中です。もし、見に来られる事が可能でしたら技術公開しますのでご検討ください」と誘って頂いたのです。

鉄は熱いうちに打てと言いますが、僕がただのガッキーバカだということがばれる前に約束してしまおうと、ちょうど夏休みをとるけど何の予定もなく、またぼっちゆえに予定が入る見込みがない日があったので、その日でアポってしまいました。

ガッキーの熱さを高める

僕のタイムラインのフォロワー様と、ガッキーについて語る予定ができました。これはガッキーの良さを語るために資料を作って送り付けてやらねば。そして、IT技術的にガッキーを再現するために巻き込まねば!という使命感を感じて、土曜日に資料を作るつもりが子供と一日中遊んでそのまま寝落ちしてしまうということで、私は約束をすっぽかしてしまったのです。

 

 気を取り直して、日曜日の夜に資料を作って送り付けてやりました。深夜になったので語るほどの時間はなかったんですが、良いことにしましょう。これでガッキー愛が伝わるねってお墨付きをもらえば、アシスト様にも送り付けて私が何を考えてるのかわかってもらおうという目論見です。

翌朝リプライが届きました。

「今日帰宅したら拝見します」

ファー!

明日には伺う予定だったので、もうこれはレビュー済みだということで自己完結して、アシスト社に送り付けてみました。

ガッキーの可愛さは伝わったみたいで、資料をカラーコピーして社内に配られてました。ガッキーは正義です。

アシスト社までの道のり

まず定期券で行ける蒲田駅まで移動し、そこから歩くことに。移動にはYahoo!mapを使用してみます。なんでGoogleマップではないのかというと、アシスト社は映像に関しては高い専門性を持っている会社らしいんです。となると、Googleマップでたどり着くのは邪道もいいところです。Yahoo!mapはARで案内できるので、道にカメラを向けるとどっちに進むべきか教えてくれるらしいんです。しかも無料で。

つーわけで、まず目的地の住所を調べます。

 

 なんでサイトが落ちてるんだよ。昨日まで動いてたじゃねーか。どーするんだよ。

Yahoo!mapじゃ株式会社アシストって入れても出ないんだよ!

諦めて、Googleマップで「アシスト」と入れて住所を調べて、その結果をYahoo!mapにペーストすることで目的地設定をすることが可能。ところが、建物を貫通する方向に矢印が出て、うまくいかず。

結局、ここまで右往左往しながら、Googleマップで移動することにした。

この辺の動画をアップしようと録画したんだが、このブログが未対応って言われて不本意だが貼り付けられない。僕の映像素人っぷりが際立つエピソードである。

結局Twitterに埋め込んだのでこっちで見てやってください。

 

アシスト社に到着

お待たせしました。ここからが本編です。

この端末がすげぇのよ。空中に映像が浮かんでそれをタッチするだけで窓口に繋がるんだぜ!そのすげぇ動画を撮ったのに貼れないって意味ないじゃん。

まあ、この辺はYouTubeで既出だから見といて。(え、このリンクだと貼れるの?)

www.youtube.com

 

「この受付システム欲しがる人いっぱいいません?」

「いますよ。ただ、300万もするので」

あ、なるほど。今まで内線電話で済ませてた会社が気軽に導入できる感じではないわけですね。

今回は、内側も裏側も余すことなく聞いたので、暴露しまくってやろうと思います。映像を見ると、空中に平面が浮き上がっています。

これは赤外線を二方向から出すことで、何とか軸と何とか軸の座標を特定して実現してるわけです。平坦なディスプレイなので、赤外線で事足りるわけですよ。

実際に見て戯れる

 これはぜひ見てください。空間に浮かぶ人とコミュニケーションをとってます。3Dカメラでもない普通の再生装置では全くわからないかもしれないですが、完璧に飛び出てるんですよ。

で、この映像の場合は、裏側に演者の女性がいてモーションコントロールのセンサーを全身につけてリアルタイムに表現してくれてるんです。こういうのが商品化されたら、地球の裏側にいるアイドルとハイタッチすることも可能になります。

一応画像をちょっと角度変えて取ってみましたけど、立体感伝わるかな。

ガッキーの再現は可能か

全然可能だそうです。ただし、等身大を再現しようとすると、ディスプレイ装置だけで1000万近いそうです。

ガッキーを一日お仕事頼むと1000万として、サービス開始したら一日あたり1000万かかるとして、途方もないお金がかかります。別途でサービスの開発費。

だから、こういうのがペイできる会社を見つければいいわけですね。今、タレントを空中ディスプレイで使えば、世界初だそうです。確実に話題になります。広告効果は極めて高いです。10億円の効果があるから1億円よこせ、みたいな世界ですかね。そういう心当たりがある方、僕に教えてください。

それにしてもガッキーってお高いな。

ちなみに、人物を再現するのは簡単だそうです。安いです。だからその辺の人を読むだけならプロトタイプとしては瞬殺でできます。

どうですか?女優志望の方とか、サービス作るための技術検証で一緒にやりませんか?

空中に触れる装置も体験

何もない空中を素手で触ることができる装置があるとのことで触ってみました。画像は載せられないので、精一杯の表現力で書きます。つぶつぶした感じでした。

この技術は既視感があるぞ。前にUnityのイベントでちょまどがゴーグルつけて仮想空間のキャラクターに触ってたやつだ!

これ、素手でも触れるんだ。だから人に触るという体験も再現できるとのこと!これはすごいぜ!新しいセクハラが生まれそうだな。

てか、人物モデルを読み取って再現して操作できるって時点で相当なイタズラができてしまう気がするけど。

CGキャラだったらUnityでノンプログラミングで色々やれるそうです。

アシストさんありガッキーございました

いやあ、色々な疑問にも答えていただいて多くの社員の方や社長とご挨拶させていただきましたが、ほんとにガッキーのことしか考えてないのに長時間色々とありがとうございました。ディスプレイ貸してくれるとまで言って頂いて。

これは、「ガッキーの映像がついた商品が欲しいから大金を払う」という人がいれば速攻で開発に着手できます。ほんとそれだけ。

この立体感は触らないとわからない。わからないともったいない。

 

 

 

6/23インフラ勉強会の写真が実はあったの巻

インフラ勉強会の公式のオフラインイベントは絶対にやりたいと思ってました。だって、誰と誰が飲み会をして楽しかった!みたいな話をタイムラインで見ると本当に楽しそうで羨ましかったし、すごいエンジニアが繋がっていくのはワクワクするし、私もエンジニアの交流イベントはやるべきだと思ってました。

 

実は1周年イベントを先にやると決めていて、半年イベントは待ちきれないからやろうというノリでした。試験的な意味合いと、交流もできるようにと考えました。

4月に企画が始まって、運営メンバが全く手探りで色々やったんですが、そういう裏方の話は今回置いときます。

この記事を書こうと思ったのは、写真係がせっかく写真をたくさん撮ってくれたので、さすがに全く使わないのはまずいという危機感から写真入りの記事を書くことにしました。

これは当日の設営の様子です。机がこの後撤去されて椅子だけをひたすら並べます。

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これは、名札を書くテーブルでノベルティのオリジナルのシール配布場所なのですが、周知が甘かったのかシールは大量に余ってしまいました。

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花火さんの配信スペースです。前の日も飲んで体調が良くなかったのに、鬼神のような働きで鮮やかに配信環境を構築していました。

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 ちなみに、私は余裕ぶっこいて家を遅れて出たので設営などの準備には一切関わっていないです。優秀な運営者たちがスムーズに遅滞なく全ての段取りを進めていました。

司会のりょーさんにより、イベントが開始します。ものすごく大事な役割です。タイムテーブルを4月から確定してくれたので、この企画はブレずに開催できました。

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私が何か喋ってます。当時の原稿を読むと、6/23時点で2500人ちょいのコミュニティだそうです。そこから一ヶ月で約3000人になってますから、このイベントのこうかはばつぐんです。

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ここでゆたかさんのネタをパクって盛り上げようとする例のやつです。

私「IEEEの読み方は!?」

会場「イエエエエー!!!」

見てください。この一体感隅々まで盛り上がってます。練習なしですよこれ。

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別角度からです。これはいかにゆたかさんのネタが浸透しているかがわかります。序盤で空気を温めることに成功しました。

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大阪の配信はこんな感じにキレイに見えています。素晴らしいですね。

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せっかくなのでパネルディスカッションからも一枚。みうみうが東京まで来てくれました。しかもサンダルで。今回、北海道や沖縄など遠方から人が集まって非常に貴重で濃厚な一日となりました。

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私は当日はなるべく多くの人と話そうとしてましたが、人が多すぎて無理でした。序盤はかなり頑張ったのですが。ということで、交流したい方は早めに来て他の人を迎え撃つやり方をおすすめします。人がごちゃごちゃになってからだとてんやわんやです。

 

今回の運営は無料で借りれる会場をいくつも提案してくれたsnowyさんや、会場とのやり取りの全てを担ってくれたMorixさん、広範囲のフォローをしてくれたnaccoさんなど、表には出ないけど優秀で獅子奮迅の活躍をしたエンジニア達がいます。

私が「今回のイベントは失敗してもいい」と何度言ってもサービスレベルで妥協しないのはみなさんエンジニアだからですね。

 

というわけで、少しですが写真を使いました!これで報われたことにしてください!このシーン欲しいとか自分のLTの写真ないの?とかあれば探すので言ってください。